シーズンアウトまでガッツリ滑りたい!暖冬や雪不足からゲレンデコンディションを守る降雪機・造雪機!春スキーもおすすめなスキー場をご紹介!
春スキーまで思う存分、スキー・スノボを楽しもうと思っているのに、シーズン途中で「雪不足」や「春の訪れが早い」は一番聞きたくないフレーズですね!今回は雪不足にも強いと評判なスキー場をご紹介したいと思います。
暖冬・小雪対策に降雪機・造雪機が活躍
スキー・スノボは、雪があってこそ成立するアクティビティなので、暖冬・小雪を気にしない、というわけにはいきません。そんなスキー・スノボ好きにとって頼もしい味方が降雪機や造雪機です。各スキー場では、ゲレンデコンディションの維持に加え、省エネ重視やSDGSな新鋭機の導入を進めています。
ファンタイプ
大型のファン(扇風機)で水分を撒くタイプです。
ガンタイプ
水分を圧縮空気で運び、空中に霧状に放出します。
寒さが苦手な方にはこれからがおすすめ
雪どけにつながる一方で、暖かくなってくるので、 防寒対策について通常のシーズンよりも簡素化しやすくなります。また、ゲレンデの人が少ない傾向があり、混雑具合が改善されたり、道路上の積雪の減少にともない、スキー場までのアクセスが楽になるといったメリットもあります。真冬の雪質とは違う部分もあるものの、穏やかな季節ならではの良さを十分に楽しみたいものですね。
白馬八方尾根スキー場
白馬八方尾根スキー場は、極上のパウダースノーが堪能できるスケールの大きなスキー場として知られています。また1998年に開催された国際的な冬季スポーツ大会の会場として知られ、ファミリーやスキー・スノーボード初心者から超上級者向けの多彩なコースを備えています。近年では、世界中の愛好家の羨望のスキー場として賑わっています。
環境にやさしいスキー場を目指して
「雪」と「山」という大自然の恵みを最大限に活用し、お客様にその素晴らしさを味わっていただくことによって成立していると考える同スキー場では、CO₂排出削減に向け再生可能エネルギーでのリフトの運行や降雪機や照明の転換を進め、未来へ白馬の自然を受け継ぐために「持続可能な開発目標(SDGs)」への取組みを強化しています。
菅平高原スノーリゾート
菅平高原スノーリゾートは、ベース標高1250mの高原に広がる175haもの広大なゲレンデ!バリエーション豊かな全60コースは、レベルごとにお好みのゲレンデが選べるので、ファミリーにもおすすめ。
暖冬・小雪なんのその
菅平高原は日本でも有数の寒冷地帯で、雪質が良くサラサラのパウダースノーが人気のスキー場です。一方で、内陸性気候の影響もあり自然降雪が少ないシーズンもあり、その対策として国内初導入となる造雪機「MND SNOW」(フランス)を4台導入。
外気温が氷点下にならなくても、人工的に「氷の粒」をつくることができ、継続的に造雪することで、早期オープンやシーズン最後までコースコンディションを維持することができ、ロングシーズンでスキーを楽しむことが可能になります。
軽井沢プリンスホテルスキー場
軽井沢プリンスホテルスキー場は、首都圏から新幹線で約1時間の場所にあり、日帰りも可能なスキー場として知られています。ホテルやコテージ、ショッピングプラザもあり、リゾートスキー場としても非常に人気です。
強力なマシンでお出迎え
軽井沢プリンスホテルスキー場は、都心からのアクセスが至便でなため気軽にスキー&スノボを楽しめるスキー場として人気です。また気温は冷え込むものの雪はあまり降らないという気象条件でもあるため造雪機8基に加えて、ファンタイプの降雪機を実に195基を稼働させることで春スキーまで豊富な積雪のゲレンデを維持しています。
進化続ける自然環境にやさしいスキー場
春まではスノボ&スキー三昧!
まだまだガッツリ滑りたい!真冬と違って寒さも和らぐので、寒さに弱い方にもおすすめ。
標高が高いスキー場以外でも、シーズンアウトぎりぎりまで、滑り納めを楽しめるのも「降雪機」「造雪機」の活躍あってのことですね。
1日でも長く楽しむために
皆さまも、地球温暖化という気候変動が「暖冬小雪」に多少なりとも影響を及ぼしていると感じているのではないでしょうか。近年、各スキー場の取り組みとして、二酸化炭素の排出を抑えた地球にやさしい降雪機や造雪機、省エネなリフト設置などを進めています。スノボ&スキーを愛する私たちも、自然を大切にする気持ちを心がけたいものですね。
まだまだ続く!2023-2024スノーシーズン
暖冬小雪であればスノーシーズンが短くなり、逆に豪雪であればスキー場へのアクセスに影響が出るなど、天候の影響を受けやすいのは「アウトドアア・クティビティ」の宿命です。上手に対策することでまだまだ続くスノーシーズンを存分に満喫しましょう。