スノボに必要な持ち物は?ゲレンデで困らないための完全ガイド
スキー場に初めて行く方や、スノボを始めて間もない方にとっては、必要な持ち物が分からないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、スノボに必要な持ち物を、必須アイテムと便利アイテムに分けてご紹介していきます。ゲレンデで困らないための完全ガイドを参考に、スノボを思いっきり楽しみましょう。
スノボに行くなら必ず持っていくべきもの
スノボに行く際に必須の持ち物は以下のとおりです。
- スノボ本体
- ブーツ
- ビンディング
- リーシュコード
- ウェア
- 帽子
- ゴーグル
- グローブ
- 日焼け止め
- 身分証明書
- 健康保険証
スノボ本体
スノボ本体はレンタルも充実していますが、ステップアップしたいのであればマイボードがおすすめです。まずはレンタルサービスを利用したあと、気になったものを購入する方法もあります。スキー場によっては、人気ブランドものや最新のボードをレンタルできるケースもあるので確認しておきましょう。
ブーツ
ブーツは、スノボの操作性を左右する重要なアイテムです。自分の足に合ったサイズと硬さを選びましょう。レンタルも可能ですが、ボードを購入するのであれば、一緒に購入すると良いでしょう。また、混雑時は自分のサイズがない場合もあるので、あると安心です。
スノボのブーツは、普段履いている靴よりも大きめに選ぶのが基本です。スノボのブーツは、厚い靴下を履いて着用するため、普段履いている靴のサイズよりも0.5~1.5cm大きいものがおすすめです。サイズを選ぶ際には、スノボ用のソックスをはいて試着しましょう。
また、足の幅や甲の高さなども考慮して選ぶ必要があります。足の幅が広い人は、幅広のブーツを選ぶと、足が痛くなりにくくなります。足の甲が高い人は、甲高のブーツを選ぶと、足がずれにくくなります。
ブーツのデザインやカラーも、選ぶ際に重要なポイントです。自分の好みのデザインやカラーを選んで、スノボを楽しみましょう。
ビンディング
ビンディングは、ブーツとスノボを固定する装置です。スノボ本体とブーツのメーカー・モデルに合わせて選びましょう。また、ビンディングのヒールカップとブーツのアキレス腱の位置が合っていることも重要です。ヒールカップが合っていないと、足がずれやすく、怪我の原因になる可能性があります。
リーシュコード
リーシュコードは、スノボが外れて飛んでいかないようにするための紐です。リフトに乗る際や転んだ際に、ボードが飛ばないようになっています。ほとんどのスキー場では、装着が義務付けられています。リーシュコードの長さは、自分の身長に合わせて選びましょう。
ウェア
ウェアは、雪や風から体を守るために必要なものです。防水性・防風性・保温性に優れたものを選びましょう。ウェアは、普段着よりもやや大きめに選ぶのが基本です。ゲレンデでは、動き回ることも多いため、動きやすい大きさを選びましょう。
また、ウェアは、インナーウェアを下に着用するため、インナーウェアの厚さも考慮して選ぶ必要があります。ウェアのデザインやカラーは、自分の好みに合わせて選びましょう。また、ゲレンデでは、他の人から見やすくするために、目立つ色を選ぶのもおすすめです。
ウェアもレンタル可能ですが、シーズン中何度も通うのであれば、購入した方がお得になる場合が多いです。さまざまなデザインがあるため、自分好みのものを選びましょう。
帽子
帽子は、頭部を寒さから守るために必要なものです。耳まで隠れる大きめのものがおすすめです。帽子は、頭にしっかりとフィットするものを選びましょう。フィットしていないと、帽子がずれたり、脱げたりする可能性があります。
ゴーグル
ゴーグルは、雪や風から目を守るために必要なものです。さらに、紫外線から目を守るため、UVカット機能付きのものがおすすめです。ゴーグルは、顔にしっかりとフィットするものを選びましょう。フィットしていないと、ゴーグルが曇ったり、外れたりする可能性があります。現地で販売しているケースもあります。
グローブ
グローブは、手を寒さから守るために必要なものです。防水性・防風性・保温性に優れたものを選びましょう。特にスノボは、リフトの乗り降りなどの際に、頻繁にビンディングの着脱を行います。そのため、指を動かしやすいものが良いでしょう。現地で販売している場合もあります。
日焼け止め
雪の紫外線反射率は高いといわれており、冬でも日焼けしてしまいます。そのため、日焼け対策として日焼け止めを持っていくことをおすすめします。
身分証明書
身分証明書は、レンタルサービスを利用する際に必要です。レンタルサービスを利用するのであれば、必ず持っていきましょう。
健康保険証
スノボは怪我などが起きやすいスポーツですので、健康保険証は持っていきましょう。突然の体調不良の際にも安心です。 ここまでは必須の持ち物について解説してきましたが、ゲレンデによってはレンタルサービスも充実しているので、必要なものをレンタルするのもおすすめです。
初心者が持っていくと便利な持ち物
初心者が持っていくと便利な持ち物は、以下のとおりです。
- リップクリーム
- ハンドクリーム
- ネックウォーマー
- インナーウェア
- ソックス
- お菓子
- 飲み物
- ポータブル充電器
- ヒッププロテクター
- 小銭入れ
- スキンケア用品
- カイロ
- 薬
リップクリーム
唇も日焼けしやすいので、リップクリームを塗って保護しましょう。
ハンドクリーム
グローブをしていると、手が乾燥しやすくなります。ハンドクリームを塗って、乾燥対策をしましょう。
ネックウォーマー
首は、特に寒さを感じやすい部分です。ネックウォーマーを着用して、首元を温めましょう。
インナーウェア
ウェアの下に着るインナーウェアは、汗をかいても乾きやすいものを選びましょう。また、寒いのが苦手な方は、タイツやレギンスなどを履くのもおすすめです。
ソックス
スノボのソックスは、足の保温性と防寒性を高めるために重要なアイテムです。自分の足に合ったサイズと素材を選ぶことで、快適にスノボを楽しむことができます。靴ずれ防止のために、厚手のソックスを着用しましょう。さらに初心者の場合は、クッション性の高いものがおすすめです。ロングソックスなら、吸湿性や速乾性を高められます。
お菓子
ゲレンデでは、意外と空腹を感じやすいものです。お菓子や飲み物を用意しておくと、小腹を満たすことができます。
ポータブル充電器
スマートフォンやカメラの充電が切れないように、ポータブル充電器を用意しておきましょう。
ヒッププロテクター
初心者におすすめなのが、ヒッププロテクターです。ヒッププロテクターとは、転んだ際にヒップを守ってくれるプロテクターのことです。プロテクターがあると、お尻にくるダメージが軽減されるため、転ぶのを怖がらずに滑れます。
小銭入れ
スキー場は現金払いの場所も多いため、現金を持っておくと安心です。ウェアのポケットなどに入れやすい小銭入れがおすすめです。
カイロ
寒がりの人や気温が低い日にはカイロがあると安心です。特にナイターを滑る際には必要なアイテムといえるでしょう。
薬
靴ずれや擦り傷などを作ってしまった際にあると安心です。また、頭痛薬や胃腸薬など、自分が持っていると安心と感じるものは持っていくと良いでしょう。
中級~上級者におすすめの持ち物
中級~上級者におすすめの持ち物は、以下のとおりです。
- パーカー
- 防水スプレー
- 曇り止め
- ゴーグル(偏光レンズ付き)
- ヘルメット(プロテクター付き)
- レンチ
パーカー
滑っていると暑くなることもあるため、パーカーのような着脱しやすい上着がおすすめです。汚れても良いものを持っていきましょう。
防水スプレー
転んだり、雪に降られたりすると、水分がウェアに染み込んでしまうことがあります。そのため、防水スプレーを持っておくと、快適に過ごせるでしょう。
曇り止め
ゴーグル用の曇り止めです。寒暖差などで曇りやすいため、持っていくと安心です。視界が悪いと事故につながる可能性があるため、すぐ使用できるスプレータイプがおすすめです。
ゴーグル(偏光レンズ付き)
偏光レンズは、雪面からの乱反射を抑え、視界をクリアにしてくれる効果があります。中級~上級者になると、より細かな動きや遠くの景色をしっかりと見ることが求められるため、偏光レンズ付きのゴーグルがおすすめです。
ヘルメット(プロテクター付き)
ヘルメットには、プロテクター付きのモデルがあります。プロテクター付きのヘルメットがあれば、頭部だけでなく、顔や首などの部位を保護することができます。中級~上級者になると、より高度なトリックやテクニックを試す機会が増えるため、プロテクター付きのヘルメットがあると安心です。
レンチ
スノボのビンディングの調整や、ブーツのソールワックスの塗り直しなどを行う際に、レンチが必要になります。中級~上級者になると、自分の好みに合わせてビンディングやブーツのセッティングを調整することが多くなります。そのため、レンチを用意しておくと便利です。
レンタルできるもの
スキー場でレンタルできるものは、大きく分けて「スノボセット」「ウェア」「小物」の3つです。
スノボセット
スノボセットは、スノボ本体、ブーツ、ビンディングの3点セットです。スノボをするために必要なものなので、必ずレンタルしましょう。スキー場によっては、レンタルの種類や料金が異なる場合があります。事前に確認しておきましょう。
また、レンタルする際には、サイズや硬さなどが自分に合ったものを選びましょう。サイズが合っていないと、滑りにくくなったり、怪我をする原因になったりします 3点セットが一般的ですが、単品でレンタルできるケースもあります。初めての場合はスタッフに相談してみましょう。
ウェア
ジャケット、パンツ、グローブ、帽子などです。スキー場によって、レンタルできる種類が異なるので注意しましょう。スキー場によっては、好みのデザインを選べるケースもあります。
スノボとウェアをセットでレンタルすると、お得になるケースもあるので、確認してみましょう。
小物
小物は、スノボをより快適に楽しむためにあるものです。必要なものだけをレンタルしましょう。ただし、スキー場によっては感染症予防のため、小物のレンタルを中止しているケースもあります。また、小物のレンタルは種類が少ない場合もあるため、自分でお気に入りを購入するのもおすすめです。
レンタルする際の注意点
ほとんどのスキー場では、レンタルの際に身分証明書が必要です。運転免許証、健康保険証、学生証などを持参しましょう。
また、レンタル商品を選ぶ際には、デザインで選びがちですが、大事なのはサイズです。身につけたあとに動いてみて、自分のサイズに合っているかどうか確認しましょう。
持ち物チェックリスト
ここでは、上記のおさらいも含めた持ち物チェックリストをご紹介します。さらに、泊まりがけで行く際にあったら便利な持ち物も追加しました。ぜひお出かけの際の参考にしてください。
必ず持っていくもの
スノボ本体 | □ |
ブーツ | □ |
ビンディング | □ |
リーシュコード | □ |
ウェア | □ |
帽子 | □ |
ゴーグル | □ |
グローブ | □ |
日焼け止め | □ |
身分証明書 | □ |
健康保険証 | □ |
初心者が持っていきたいもの
リップクリーム | □ |
ハンドクリーム | □ |
ネックウォーマー | □ |
インナーウェア | □ |
ソックス | □ |
お菓子 | □ |
飲み物 | □ |
ポータブル充電器 | □ |
ヒッププロテクター | □ |
小銭入れ | □ |
スキンケア用品 | □ |
カイロ | □ |
薬 | □ |
中級~上級者におすすめの持ち物
パーカー | □ |
防水スプレー | □ |
曇り止め | □ |
ゴーグル(偏光レンズ付き) | □ |
ヘルメット(プロテクター付き) | □ |
レンチ | □ |
宿泊する際にあったら便利なもの
着替え(日数分) | □ |
タオル | □ |
スキンケア用品 | □ |
歯ブラシ | □ |
充電器 | □ |
生理用品 | □ |
まとめ
スノボに必要な持ち物は、大きく分けて「必須アイテム」と「便利アイテム」の2つがあります。必須アイテムは、スノボをするために絶対に必要なものなので、必ず用意しましょう。具体的には、スノボ本体、ブーツ、ビンディング、リーシュコード、ウェア、ゴーグル、グローブ、帽子などです。
便利アイテムは、スノボをより快適に楽しむためにあるものなので、必要に応じて用意しましょう。具体的には、リップクリーム、ハンドクリーム、ネックウォーマー、インナーウェア、ソックス、お菓子、などです。
また、ゲレンデによっては、レンタルサービスも充実しているので、そちらを利用するのもおすすめです。ただし、混雑している場合は希望のものが借りられない場合もあるので注意が必要です。 スノボの持ち物をしっかり準備して、ゲレンデで思いっきり滑りを楽しみましょう。