3月・4月も楽しめる!春スキーの魅力とおすすめスキー場6選

冬が終わりに近づく3月・4月でも、まだまだスキーやスノーボードを楽しみたいという方は多いのではないでしょうか?冬のイメージが強いスキー・スノーボードですが、実は春にも違った魅力が盛りだくさんです。今回は「春スキーおすすめ」のキーワードで、春でも滑走可能なおすすめスキー場6選をご紹介します。この記事を参考にスキーツアー・スノボツアーを計画してみませんか?
はじめに:春スキーの魅力とおすすめポイント
気候が暖かくなり天候も安定してくる春は、吹雪や大雪に見舞われる心配が少なく、晴天率が高いのが嬉しいポイントです。寒さが和らぐので厚着せずに済み、寒がりな人でも快適に滑れます。雪質は気温上昇で柔らかくザラメ状になるため、転んでも真冬ほど痛くなく、思い切ってチャレンジしやすいのも春スキーならでは。さらにハイシーズンほど混雑しないため、ゲレンデが空いていて安全に練習でき、初心者の腕慣らしにも最適です。リフト券やツアー料金もシーズン終盤の特別割引でリーズナブルになる場合が多く、学生の春休み旅行や若いビギナーにも嬉しいポイントですね。
もちろんデメリットとして、雪が水気を含んで板が走りづらかったりウェアが濡れやすくなったりといった点もあります。しかし、標高が高く雪質の良いゲレンデを選べば春でも快適に滑走できますし、何より空いているゲレンデを広々と使える爽快感は春ならではです。
春スキーを存分に楽しむために、ゲレンデの特徴や春スキーにおすすめの理由を踏まえて春でも滑走可能なおすすめスキー場6選をご紹介します。
丸沼高原スキー場(群馬県)

群馬県片品村に位置する「丸沼高原スキー場」は、関東圏で貴重なGW(ゴールデンウィーク)まで滑れる春スキーの聖地です。今シーズンも5月6日まで営業予定で、春スキーのメッカとなっています。首都圏から日帰り圏内にもかかわらず、ベース標高1,400m・山頂2,000mという高標高のおかげで春でも雪質良好。3月とは思えない豊富な積雪と上質な雪で爽快なクルージングが楽しめます。ゲレンデは全12コース、最長滑走距離4,000mのビッグゲレンデで上級者も大満足ですが、一方でコースの80%は初・中級向けが占めておりファミリーや初心者にも人気です。山頂へはロープウェイで一気に上がれ、初級コースだけで麓まで滑り降りられるレイアウトなので、初心者でも4kmのロングコースを家族みんなで楽しめます。
春におすすめのポイント
首都圏から近いながらも豪雪地帯の片品村にあり、4月以降も雪がたっぷり残ります。高標高ゆえ雪質の劣化が少なくGW直前までコンディション良好なのが魅力です。さらに3月中旬からはリフト券が春シーズン料金に切り替わり割安になります。
ツアーのポイント
ビッグホリデーの朝発日帰りバスツアーを利用すれば池袋など首都圏からバスで楽々アクセスできます。往復バスとリフト券がセットになっており、学生でも参加しやすいリーズナブルな価格設定!運転の心配をせずゆったり移動でき、現地の駐車場に着いたらすぐ支度して滑り始められる手軽さはツアーならではです。
たんばらスキーパーク(群馬県)

群馬県沼田市にある「たんばらスキーパーク」は、首都圏から車で約2時間半とアクセス抜群のロケーションが魅力のスキー場です。全8コースは緩やかな斜面が多く初級~中級者向けが充実しているため、ビギナーやゲレンデデビューにぴったりのゲレンデとして知られています。ファミリーや女性グループの初めてのスキー旅行にもおすすめでき、設備やレストランも充実しているので快適に過ごせます。
春におすすめのポイント
雪の豊富な玉原高原上に造成されたスキー場だけあり、暖かくなる春でもたっぷりの天然雪が楽しめます。標高は1,300m前後で最高地点でも1,550mですが、地形的に雪が溜まりやすく例年4月上旬~下旬まで滑走可能です。2023-24シーズンは5月6日まで営業予定とアナウンスされ、GWまで滑れるほど雪質良好でした。ゲレンデ全体が緩斜面中心なので春のザラメ雪でも滑りやすく、最長2,550mのロングコースも用意されているため日帰りでも滑り応え充分です。ハイシーズンに比べて人も少なくなる3~4月は、周囲を気にせずのびのび滑れて初心者にも練習しやすい環境と言えるでしょう。
ツアーのポイント
たんばらは都心から約2.5時間と日帰りしやすい距離なので、朝出て夕方には帰宅できる手軽さも魅力。往復バス+リフト券がセットだから学生の春休み旅行やグループでのレジャーにも出費を抑えて参加しやすいでしょう。ビッグホリデーの朝発日帰りバスツアーを利用して、春のたんばらでたっぷりスキーを楽しんでみてください。
志賀高原マウンテンリゾート(長野県)
志賀高原マウンテンリゾートとは志賀高原に点在する18カ所のスキー場の総称で、日本最大級のウィンターリゾートを形成しています。全山共通リフト券でどのゲレンデでも滑走可能で、その総コース数は本州最大規模の84コース、リフト・ゴンドラは50本以上にも及びます。総面積は東京ドーム約85個分(400ヘクタール)とあまりに広大で、一日ですべてを回り切るのは不可能なほど。まさに中~大規模スキー場の集合体といえるスケールです
各エリアごとに特徴も様々で、ファミリーで楽しめる緩斜面の多いエリアから、上級者が唸る急斜面やツリーランエリアまで多彩な顔を持っています。初級コースもあれば、ロングクルージングができる中級バーン、コブや非圧雪のチャレンジコースまでバリエーションが非常に豊富です。標高も1,500~2,000m超と高い場所が多いため雪質は北海道にも引けを取らないほど良質で、粉雪を味わえるエリアもあります。共通券があれば「朝はこのエリアで滑り、午後はあっちの空いてるゲレンデに移動」といったゲレンデホッピングも自由自在なので、一度の旅行で色んな志賀の魅力を味わえるでしょう。
春におすすめのポイント
広大な志賀高原では標高や方角の異なる複数ゲレンデがあるため、春でも営業しているエリアが多いです。標高2,000m前後の一ノ瀬や高天ヶ原、奥志賀高原などはGWまで滑走可能。エリアによって雪解けの進行が違うので、例えば4月上旬は全エリア滑走OK、4月中旬以降は標高の高い奥志賀や横手山エリア中心に、といった具合にシーズン終盤までどこかしら滑れるのが志賀高原の強みです。春スキー目的で訪れるリピーターも多く、「午前中は硬めのバーンを横手山で堪能し、午後は日当たりの良い熊の湯でまったり」など通な楽しみ方もあります。広いぶん天候がエリアにより異なる場合もあり、天気の良いゲレンデを探して移動できるのも志賀ならではです。「日本最大のスノーリゾート」を冠する志賀高原マウンテンリゾートは、春でもそのスケールとポテンシャルを存分に感じさせてくれるでしょう。
ツアーのポイント
志賀高原全体となるとアクセスや宿選びも悩みますが、ビッグホリデーのバスツアーや新幹線ツアーを利用すれば煩雑さを感じずに済みます。志賀高原内のホテル宿泊+リフト券付きパックなど種類も豊富です。特に宿泊パックでは志賀高原の複数エリアをまたいで滑れる全山共通券付きを選ぶことも可能です。春の志賀高原マウンテンリゾートはエリアが広大なだけにツアーを上手に活用して効率よく滑るのがおすすめです。
川場スキー場(群馬県)

群馬県川場村にある「川場スキー場」は、首都圏から約2時間という近さながら個性豊かな全10コースで飽きさせないと評判のゲレンデです。コースの大半は中~上級者向けの比較的長いコースで構成されており、滑りごたえを求める経験者に人気があります。最大斜度30度を超える急斜面もありテクニカルなコースが楽しめる一方、初級者向けの緩斜面も入口付近にあるので初心者でも滑走可能です。何より川場を有名にしているのが巨大な立体駐車場。ゲレンデ麓に7階建ての駐車場ビルがあり、その最上階がスキーセンターに直結しています。駐車場から直接ゲレンデへ出られる国内でも珍しい施設で、天候が悪い日でも快適に準備できると好評です。朝発のスキーバスもこの建物に横付けで到着するため、着いたらすぐに滑り始められる手軽さがあります。
春におすすめのポイント
川場スキー場は例年4月中旬まで営業し、春スキーも4月いっぱい近くまで楽しめる関東有数のスキー場です。標高はトップで1,870m、ベースでも1,200mあり雪持ちが良いことから、3月後半でも良コンディションの日が多くあります。首都圏に近くアクセスが良いため3月の土日は適度に混みますが、4月に入るとぐっと人も減り穴場的に滑れるでしょう。パーク設備も充実しており、春は初心者向けアイテムで遊ぶのも◎。シーズン終盤にはイベントも開催されることがあり、春ならではの開放的な雰囲気を楽しめます。
ツアーのポイント
ビッグホリデーの朝発日帰りバスツアーなら新宿・池袋などからバス一本で楽ラク到着。到着後はバスを降りて即滑走準備OKというスムーズさが魅力です。荷物を抱えて長距離を歩く必要もなく、女性やビギナーにも優しい動線です。ツアー料金にはリフト1日券が含まれ、レンタル割引などの特典が付くこともあります。バスの座席もゆったりしており、行き帰りは居眠りしながら疲れを癒せるでしょう。車を持たない若者同士でも気軽に参加できるのがスキーツアーの強み!
GALA湯沢スキー場(新潟県)
新潟県湯沢町の「GALA湯沢スキー場(ガーラ湯沢)」は、新幹線駅直結という唯一無二のアクセスを誇るスキー場です。上越新幹線のガーラ湯沢駅とスキーセンター「カワバンガ」が直結しており、改札を出れば目の前がゲレンデという便利さ。東京駅から最速75分で到着でき、日帰りスキー場として絶大な人気を誇ります。リフト11本、最長2,500mのコースを備え、初級35%・中級45%・上級20%とバランスの良いコース構成で誰でも楽しめます。山頂からは越後の山々を一望でき、湯沢エリアならではの豪雪と景観を同時に味わえるリゾートです。スキー・スノボ比率も半々でボーダーにも人気があります。
春におすすめのポイント
GALA湯沢は例年4月下旬~5月上旬まで営業し、春スキーにも対応しています。標高はトップで約1,180mですが、隣接する石打丸山や湯沢高原と連結しており、コースの標高差は約800mあります。春は下部こそややシャバ雪になりますが、上部は比較的雪質が保たれやすく、午前中なら快適に滑走できます。何と言ってもアクセスが抜群なので、「天気が良いから明日ガーラに滑りに行こう!」と思い立って実行しやすいのが最大の利点でしょう。実際、春の新幹線日帰りスキーは空きさえあれば出発前日でも予約OKで、直前予約にも柔軟なのが魅力です。また湯沢エリアは春スキー後の温泉も楽しみ。ガーラのスキーセンター内には温泉施設(※現在休止中の場合あり)もあり、滑り終わったらサッと汗を流して帰路につけるのも便利です。
ツアーのポイント
GALA湯沢へは首都圏からのJR新幹線スキーツアーの定番です。ビッグホリデーでは新幹線利用の日帰りツアーが人気です。切符は事前にスマホで予約・当日は駅の券売機で受け取れる仕組みなので煩雑さもありません。リフト引換券も電子クーポン対応で現地の窓口でスムーズにリフト券と交換できます。座席の空きがあれば出発前日まで予約可能なので、天気予報を見てから直前に申し込むなんてこともOKです。新往復JR券とリフト券がセットだから、自分で手配するよりお得。雪国の運転に不安がある方や、荷物が多いスキーヤー・スノーボーダーも電車なら安心。快適な車内で景色を眺めながら、あっという間にゲレンデへ連れて行ってくれるGALA湯沢のツアーは、春スキー入門にもピッタリです。
かぐらスキー場(新潟県)
新潟県湯沢町に広がる「かぐらスキー場」は、国内屈指のロングシーズンを誇るスキー場です。例年11月下旬にオープンし、なんと5月下旬まで滑走可能(2023-24シーズンは5月19日営業終了予定)という驚異的な営業期間を持ちます。これは標高1,845mの高所にあり豪雪地帯であること、そして北向き斜面中心で春でも雪質が良好なためです。かぐらエリアとみつまた・田代エリアを合わせてリフト20本、最長滑走距離6,000mにも及ぶ超ロングコースが待っています。山頂から麓までのロングランは達成感抜群で、素晴らしい眺望を楽しみながら滑ればまさにスキーパラダイス。コースは初級45%・中級35%・上級20%とバランス良く配置されており、誰でも満足できる構成です。特に非圧雪の上級コース「チャレンジバーン」は上質なパウダースノーが堆積し、腕に自信のある猛者たちが集まる名物コースとなっています。
春におすすめのポイント
なんといってもシーズンの長さと雪質です。他のスキー場がクローズした4月以降でも全面滑走可能で、GWを過ぎても営業を続ける数少ないゲレンデです。春スキーといえども標高が高いため朝晩は冷え込み、降雪がある日もあるほど。シーズン中ずっと良質なパウダースノーが楽しめるという売り文句に偽りはありません。4月下旬~5月にかけては周囲の山々が新緑に染まる中でのスキーとなり、新緑と雪のコントラストを眺めながらの爽快クルージングという春ならではの体験もできます。雪不足で早期終了するスキー場が増える中、かぐらだけは別世界のように遅くまで滑れるため、「シーズン滑り納めは毎年かぐら」と決めている熱心なファンも多いです。
ツアーのポイント
かぐらスキー場へは関越道湯沢ICから車で約30分(みつまたステーション)ですが、公共交通派には新幹線+シャトルバスという手があります。越後湯沢駅から無料シャトルバスで20分ほどで着くため、新幹線日帰り圏内です。ビッグホリデーでは新幹線日帰りツアーをご用意!往復JR券とリフト券がセットになっています。こちらも出発前日まで予約OKなプランがあり、急に時間が空いた週末などに「よし、明日かぐらで春パウダー滑ろう!」といった急な計画にもおすすめ。春スキーの締め括りに、一度はかぐらのロングランを体験してみてはいかがでしょうか。
まとめ:春スキーでシーズン最後まで楽しもう!
春スキーには、暖かい陽気の中で滑れる心地よさや、空いているゲレンデを独占できる爽快感、そして割引価格でお得に楽しめる嬉しさがあります。初心者にとっても寒さが和らぎ安全に練習しやすい絶好のシーズンと言えるでしょう。今回紹介したように、春でも滑走可能なスキー場はいくつもあり、高標高・高雪質のゲレンデを選べば5月のGW頃までウインタースポーツを満喫できます。
各スキー場とも春ならではの魅力がありますが、共通して言えるのはアクセスのしやすさとツアー活用のメリットです。ビッグホリデーのツアーでは、朝発日帰りバスや新幹線プランを多数用意し、学生も参加しやすいリーズナブルな代金設定で提供しています。座席の空きがあれば出発前日まで予約可能など柔軟さも魅力で、思い立ったらすぐ行けるフットワークの軽さも春スキーシーズンならではです。交通とリフト券がセットになったパッケージはコストパフォーマンスが高く、レンタル割引や温泉入浴券付きなど付加価値も盛りだくさん。
ぜひこの機会にお得な春スキーツアー・スノボーツアー情報をチェックして、シーズン最後の雪山を存分に楽しんでください。暖かな陽射しの下、爽やかな風を切って滑る春のゲレンデは格別ですよ!今シーズンの滑り納めに、春スキーで最高の思い出を作りましょう。